フラクタル

小生は、本業がデザイナーで、プログラムも少しだけやるのですが、
格好よくいいえば、感覚を理論化することが好きで、スティーブ・ジョブズのような、「アートとテクノロジーの交差点に立つ」とまでは言わないまでも、「アートとテクノロジーの交差点で立ち尽くす」くらいで満足しています。

為替をやる前には、パターン認識、黄金比の神秘、ゲーム理論、行動ファイナンスをかじっていた他、競馬の解析はその昔本業とし生業としていた他、テクノ・エレクトロニカ、現代音楽の作曲にも傾倒していました。

なので、ファンダメンタルは肌に合いません。
ファンダメンタルはトレンド転換のトリガーにはなるでしょうが、

「織り込み済み」
「ネガティヴニュースだが、反応は薄い」
「サプライズ」

という曖昧な後付・・・

それって金になるの?
すごいの?
へーっ。
って感じだけで、

それより、

・どのくらいのサイクルで、
・どのくらいの値幅で
・いくらがターゲット

になるかを予測かるほうがはるかに面白い。

解析によって、未来を予測しようてとするという行為が好きな小生は、
「競馬、相場、占星術」を同じ次元で考えています。
小生が興味を惹かれるテクニカルのほとんどは、下手をするとオカルトと言われる手法でもありますよね。

「数学、科学的に解明できないものは認めない」という、偏見に満ちた考えにも見えます。

でも、実際には、フィボナッチッ数列も、フラクタルも、占いも、
下手をすると、たかだか数百年の歴史しかない科学よりはるかに歴史のある、立派な統計学であり、数学です。

話が長くなりましたが、そんなわけで今回はフラクタルについて。

黄金比もフラクタルも、デザイナーである小生にとっては、無意識を含め、常々意識してきたものです。

デザインも数学です。
極論を言えば、デザインセンスが無くても、理論さえおさえれば誰でも、それなりのデザインが作れるといっても過言で死ありません。
何も勉強したことがなく理論も知らないけど、いいものがつくれてしまう人は、ただそれが無意識に体にしみついているだけでしょう。

・レイアウト
・美
・色彩

それぞれ、基本セオリーがあります。
そのひとつが黄金比でもあります。

ただ、いくら理論家したところで、運動音痴の人がアスリートにはなれないのと同じで、
面白いなぁと思ったのが、仕事柄、常々、理系偏狭人間やプログラマーと接していて感じるのが、

■とにかく合理的を追求しようとする

プログラマーの世界では「YAGNI原則」という、できるプログラマーの格言というのがあるそうです。
これが何かというと、簡単に言うと、

「今必要ないことは、無駄だからやるな」

というような考えです。
つまり、将来的にもし必要になったらその時、考えればいい。というようなことなのですが、現代のウェヴの世界では日々進化していますから、このような頭の固い、拡張性も汎用性も考えられないプログラマーと仕事をすると大変です。

仕事のできないプログラマーは、まさにコンピューターのプログラムと同じで、
やるべきことを1から100まですべて命令しないと動きません。
奴らは、命令に書いていないことは、例えそれに気づいていもやりませんw

わかりやす例えると、
何かプログラムを開発したのはいいが、「ウィンドゥの閉じるボタンをつけるということが仕様書に書いていなかったら、つけない」というようなことです。

もっとわかりやすい言えば、
目の前でおぼれている人がいても、その人が助けてと言わなかったから助けなかったというようなもです。

話が長くなったので、本題です。

「フラクタル」とは、フランスの数学者ブノワ・マンデルブロが導入した幾何学の概念で、図形の部分と全体が自己相似になっているものをいいます。

遠くから見てもも近くから見ても、同じ形状になっているというようなことで、リアス式海岸などでも同じ現象がみられるそうです。

エリオット理論でも、フラクタルの概念があります。

長い時間軸でも、短い時間軸でも、チャートの形状が類似するというようなことです。

ここでドル円の現在の、あらゆる時間軸でのチャートを見てください。
見事に、ほとんどの足で、チャート形状が相似して見えませんか?

オレンジで示したトレンドの角度も、実に6ヶ所近くで一致しています。
しかも、ここからのひとつの推理としては、ちょうど10月中旬から下降トレンドになるのではということです。

しかも、直近の最安値を割り込んでいます。
今は、米のデフォルト問題の真っ最中ですが、エリオット4c波で、6/13の安値93円を割り込むことはあるのか。
その場合のターゲットは、90.90円です。

 

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