ドル円シンメトリカルトライアングル

ドル円は、シンメトリカルトライアングル (対称トライアングル)を形成中です。

5/22の高値103.73、7/8の高値101.53をつなぐトライアングル上辺を、9/2に上抜けした時点で、多くの人が「トライアングル上抜け!」と言いましたが、自分は懐疑的で、ことあるごとに、「まだトライアングルはブレイクしていない」と言い続けてきました。

その理由は、値幅と時間軸が異なれば、トライアングルの上辺も異なって当然。
画像を見てもらうとわかるように、トライアングル上辺はずれていようと、
エリオットの教科書通り、今回のトライアングルは、きっちり61.8%をターゲットとして縮小している綺麗なトライアングルに過ぎないと考えます。

我田引水-001

我田引水-002

トライアングルc波 = a波の57.5%戻し

トライアングルd波 = a波の61.9%戻し

トライアングルe波 = a波の70.6%戻し

他にも根拠はありました。

【トライアングル上抜けしていない】

1. そもそもトライアングルは、基本6波動出ると思うが、まだ4波しか出ていない。

2. トライアングルAPEXから4/3を過ぎて、トライアングルブレイクアウトのタイムリミットを過ぎている。

3. ディナポリ理論で、5/22高値103.73 と、6/13安値93.70の61.8%である、100.0あたりを明確に越えない場合、トライアングルブレイクアウトフェイラーになる可能性。

4. トライアングル内部d波のターゲットは、b波の61.8%の100.50近辺。
など。

我田引水-004

そして、9/11に高値100.60までいきますが、そこを天井として下降トレンドに入っています。
他にも、重要なフィボナッチが重なるラインが、この100.50あたりに多かったので、ディナポリ裏面でいうコンフルエンスでもありました。

ちなみに、この9/11は、前日に2020オリンピックが東京決定した翌日でもあり、巷ではアゲアゲムードだったわけですが、小生はチャートを信じて下降トレンドを推理して売りを貫けたわけです。

ちなみに、5/22の高値103.73、7/8の高値101.53をつなぐトライアングルを真のトライアングルだと考える人にとって、現在時点でのチャートはどうなっているかを検証してみましょう。

9/2にトライアングル上辺を上抜けしたと考えると、エリオットは5波へ向けての上昇を始めたというのでしょうが、その勢いは感じられません。
そして、前述したように、100.60あたりで頭をおさえられ、今度は10/2にトライアングル下辺を下抜けしたというのでしょうが、やはり99.50あたりで反発します。

つまり、5/22の高値103.73、7/8の高値101.53をつなぐトライアングルを真のトライアングルだと考えていたとしたら、上抜けブレイクだ、今度は下抜けブレイクだと、振り回されたかも知れません。

5波の可能性が低くなった後押しとしては、5波の始動地点とされる8/28の安値96.817を、10/7に割り込んでいることです。

我田引水-003

ただ、現在のトライアングルのタイムリミットは、来週末(10/17,18)あたりで、
ちょうど、米の債務上限問題のタイムリミットとほぼ同じというタイミングです。
このまま来週に、99円ミドルを抜いていけば、5波、アベノミクス第二章というのもありえますが・・・