トレンドブレイクを見極める「2つ」のキーワード

以前につけた高値(安値)やレジスタンスライン(サポートライン)を上(下)抜く「ブレイクアウト(ブレイクダウン)」。

ブレイクアウトしても上抜けできない、いわゆる「ブレイクアウトのだまし」に合うのを減らすためには、その初動で飛びつくのではなく、ブレイクアウトが確実に発生したのを確認してからというのが一般的です。

この逆説として、ブレイクアウトが失敗して、2番天井(2番底)になる場合のバターンについて前に触れましたが、
ブレイクアウトするのか、あるいは、「直近高値を少しだけ超えるが、完全に上抜けはできず。」という2番天井になるのかの定義は、

・AB波の1.13~1.27倍で、反発
・長い髭で反発

と考えています。

brake

そういう意味で、ハーモニックパターンは、ブレイクアウトでAB=CDパターンを形成するか、あるいはだましのブレイクアウトトレンドによるブレイク失敗時の戦略を、さらにその直前のXA波をも使用し、フィボナッチ比率により明確にルール化したものであるといえます。

下記画像はドル円4時間足チャートですが、直近のチャートで見ても、長い髭でブレイクアウトに失敗している箇所を複数見つけることができます。

 

ドル円4時間足
4h1

小生の過去のできる限りの検証結果からは、およそ下記のような確率になっており、ここからも「AB波の113~127%を逆張りポイント」と考えます。

AB波の113~127%で反発 40%
AB波の127~141%で反発 30%
AB波の141~161.8%で反発 20%

 

先週末2/21、まさに今回のお題である、直近高値を上抜けというパターンになっているわけですが、
これにより上昇トレンドへ向けてブレイクアウトなるか、あるいは反落するかというところです。
現在は、AB波の108%のところまで上抜けしたところなので、「AB波の113~127%を逆張りポイント」に近づいてきました。

また、先週、高値を102.82円をつけたあと、長めの上髭をつけて反落しているので、すでにリバーサルに入っている可能性もあります。

ドル円4時間足
4h2

 

■ターゲット
先週高値 102.82 (AB波の108%)

AB波の113% 102.87    逆張りポイント(1)
AB波の127% 103.02    〃

AB波の141% 103.17   逆張りポイント(2)
AB波の161.8% 103.39     逆張りポイント(3)

AB波の161.8%以上  上昇トレンドへのブレイクアウト?

 

先週、できるだけ高値にひきつけてからショートポジションを仕込みたいとしましたが、102.80円代で試し玉ショート。
先週クローズ値の102.50円代から上昇したとしても、102.82~103.02円をプライマリーリバーサルポイントとして逆張りを仕掛けたい。

 

「鯛焼きの頭としっぽは呉れてやれ」
しかし、「オシメ(押し目)が取れたら1人前」

逆張りは、常に成功するとは限らない変わりに、このようにルールが明確であればストップを103.02円より少し上に置けばいいだけなので、リスクが少ないのがのメリット。
逆張りが成功=その後の順張りで鯛焼きの頭とあんこを食べることにも成功する確率が高いという図式なので、鯛焼きのあんこだけを食べる、トレンドブレイクを確認してからの「順張り」手法は、結局どこまでが鯛焼きのあんこ部分なのかをルール化していないと、リバウンドで結局、せっかく美味しくたいらげたあんこを、吐き戻さなければならないリスクがあります。

 

現在の市場心理は、今週末のG20で新興国問題についてケアする声明が予定されている、米量的金融緩和の縮小、日本の金融緩和に変更なし。
どんなにアメリカの指標が悪かろうが全部寒波の影響だから織込済・・・
リスクオン相場の様相となっているようですが、あまのじゃくというわけではなく、あえて中期下降トレンドとしての推理を見立てました。
ただ、アベノミクス以降の水星逆行期は、過去3度とも上昇基調にあり、期間中につけた安値は、しばらくそこが底値になっている。

 

本日のBGM
坂本龍一は悔い改めろ

Ryuichi Sakamoto – Riot In Lagos